2020年経済産業省の発表によれば、国内のEC市場規模は19.4兆円と拡大の一途をたどっています。インターネットやスマホ、SNSの普及により今後も実店舗からEC化は続くと考えられます。
そんな中、個人でショップを運営しているオーナーはなんと77.1%にものぼるそうです。(ネットショップ「BASE」調べ:2020年)
あなたも以下の手順を実行すればネットショップのオーナーになれるでしょう。
目次
・何を売るか?を決める
今現在実店舗を持って商売をされている方を除けば、まずここから考える必要があります。
大きくは「自作」したものか「仕入れ」たものを売るのかを決めます。
スキルや得意を活かして自作の物を売れるなら差別化は比較的簡単かもしれませんが、仕入れ自体はECサイトの普及により難しくはないでしょう。
ただし「安く」仕入れられるかが重要で、最初のハードルになるでしょう。
・モノ売りからモノコト売りへ
前述の通りネットショップは業界はもちろんですが、店舗数も増加しています。
安く仕入れた商品を並べておくだけではその他大勢から抜け出せずに苦戦するでしょう。
実店舗ほどサジェストできないことを考えても、商品を手に入れたユーザーが得られる体験をイメージさせるような戦略が必要になります。
お店のテーマを決めて、覗いてもらえるような店名も重要です。
・商品準備
自作であれば作成、仕入れであればネットや実店舗で商品の在庫を作りましょう。
仕入れる場合は可能な限り安く仕入れることで差額を生み出すことができます。
またドロップシッピングといって、メーカーや仲介業者からそのままユーザーへ発送するような仕組みもあります。
自分に合った形で魅力的な商品を準備しましょう。
・出店場所を決める
Amazonや楽天でいった超大手への出店や、BASEやshopifyなどのネットショップ作成サービスを利用して開業します。
集客力のある分競争相手も非常に多い大手と、独自のサービスで手数料が開設まで無料や安いネットショップ作成サービスは、どちらもメリットデメリットがあります。
自分に合った開業を行いましょう。
・開業届
ネットショップを開業したら開業届を税務署に申請します。
税務署へ申請書を持参、郵送したり今は電子申請もできます。青色申告を始めさまざまなメリットがあるので忘れずに行います。
また中古品や古着販売などの場合は古物商許可証も必要なので申請を行いましょう。
これで開業です。
まとめ
まだまだ決済方法や、発送方法や送料・商品自体の価格など設定は必要ですがネットショップ開業までのステップは非常に簡単に取り組みやすくなっています。
SNSなどを活用しながら集客力を高めることで個人でも十分にネットショップ開業から稼ぐことは可能です。
副業として始める人も増えています。
あなたもネットショップのオーナーデビューをしてみましょう!