帝国データバンクが行った2021年3月「新型コロナウイルス感染症が与える自社の業績への影響」の調査結果によれば、実に74.5%の企業が「マイナスの影響があると見込む」と回答しています。
直接の収入減や将来への不安など大小はあるものの何も影響のなかった方の方が少ないのではないでしょうか。
さらにはリモートワークの普及による通勤時間の減少や、企業の業績悪化による人件費削減など、会社員の余暇時間の増加も後押しして副業はとても身近な選択肢となりつつあります。
ひとくちに副業といっても本業と同じようにたくさんの種類があります。
どのような職種・業種を選ぶか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここでは副業選びのポイントについて紹介していきます。
始める理由や取り巻く環境に大きく左右されますが、以下の点を参考にあなたに合った副業を探していきましょう。
目次
本業に支障がない
まずは大前提です。
そもそも副業を禁止している企業も少なくありません。
就業規則を確認してみましょう。
その他にも仕事量が多すぎたり、睡眠不足などには十分注意してください。
高単価である
これが副業を始める最大の理由という方も多いでしょう。
極端に高い報酬を求めるのはなかなか現実的ではないかもしれませんが、相場はしっかりおさえて劣悪な労働環境で働いてしまうことのないように気をつけてください。
スキルアップになる
本業を続けていく上で身につけられないようなスキルアップがのぞめる副業を選ぶのもモチベーションに繋がります。
今の自分に足りない、また将来身につけたいスキルを副業からチャレンジしてみるのもオススメです。
好きや得意を活かす
自分の好きなことや得意なことであれば継続できることはもちろんですが、好きが高じて副業のはずが独立して本業になったという人も多いようです。
就職活動では叶わなかった夢や、本当にやりたかった仕事を副業から見つけることができるかもしれません。
まとめ
副業選びはその種類の多さからか「何が自分に合っているかわからない」と言ってなかなか始められない人が多いように思います。
本業と違って副業は合わないと思えば辞めることも難しくありません。
にもかかわらず、始めてしまえば確実に収入は上がります。また得られるものはお金だけではありません。
どのような職種であっても本業との両立には、作業時間の確保など自己管理能力が求められます。
他にも税金への知識がついたり、収入を得ながら勉強できる環境を自分で作ることができます。
たとえ合わない副業を選んだとしても、本業だけでは得られない経験を積むことができます。
やりたそうなこと、できたら嬉しいことといった曖昧な理由でも全く問題ありません。
まずは一歩踏み出してみることで新しい世界を知ることができます。